今日は祝日で春分の日。
せっかくなので春分の日やお彼岸について調べてみました。
ウィキペディアによりますと、天体観測により春分が起こるとされる日=春分日で毎年3月20日か21日のどちらか。昼と夜が同じ長さと言われますが、実際は昼の方が長い。
興味深いのが、イラン歴では元旦にあたり、太陽が春分点を通過する日をノウルーズという祭日になります。かつてペルシア帝国の文化的影響下にあったイランを中心に中央アジアからアフリカまでの広い地域でお祝いをする日だそうです。
日本では彼岸の真ん中、お墓参りで知られています。
彼岸をネットで見ますと、仏教では生死を超越した悟りの境地=彼岸らしいのですが、日本のお彼岸とはもともと古代日本神道からきているようです。
古代日本では亡くなった先祖が春は田畑をまもり(祈年祭)、秋は収穫を見守ってくれる(新嘗祭)という考え方があり、これが太陽に豊作を祈る祭りでもあり、今の春分、秋分となったとのこと。仏教伝来とともに西方浄土(極楽浄土)への信仰が加わり、仏教の中道の教えにちなんで行うなどで「お彼岸」となったようです。
ああ、それでお墓参りなんだなあ、と納得した私です。