浪越学園、日本指圧専門学校では、実技の授業で指圧をする時は「ポジションが大事」「姿勢良く行なうように」とよく言われました。
しかし、社会に出ると自由です。仕事となると誰にも叱られない上、夢中で指圧するので姿勢などあまり意識しないでいました。やがて忙しくなり、何人もの指圧を毎日続けていた私は、だんだん腰痛や肩こりを感じるようになってしまいました。
これはマズい！と気付いてからは極力、姿勢良く仕事をして、程よく運動やストレッチを心がけました。 実は姿勢はとても大切で、圧加減や指圧の効果、効率まで変わります。見た目や自分のためだけではなく、受ける人のためにも姿勢良くした方が良いのです。
学校でしつこく教えてもらったことには意味があったんですね。（たぶん習ったのでしょうが、忘れています）
幸いなことに、会社では新人さんが我々の指圧を見学する機会がありました。
真剣なまなざしでじーっと見られるので恥ずかしいのですが、先輩として見本を見せるためにも姿勢良くしなくてはなりません。
今は主人と二人なのでその機会もありませんが、時々その頃のことを懐かしく思い出します。
いつ後輩さんに見られても恥ずかしくないフォームで指圧しよう！と自分に活を入れています。