今日であの3・11東日本大震災から丸三年が経ちました。
ウィキペディアで3・11東日本大震災を検索すると、ああそうだった!と思うようなことがたくさん書いてありました。例えば、震災で停電が多発したこと、ACジャパンのCMばかりになったこと、コンビニ、スーパーから商品が消えたこと、暴動が起きないことで世界中から賞賛されたこと、などなど。
私もしばらくは自転車通勤や運動靴での外出など心がけていましたが、あの危機感はあまり意識することがなくなりました。今ではせいぜい食器棚が開かないようにカンヌキをかけたり、水・食料やトイレットペーパーを多めにストックするくらいです。あのころを思い出すと、つまらないことでムッとしたり、小さな出来事にこだわることがいかにくだらないことか、気づかされます。
現代日本では、「死ぬかもしれない」と思う環境になかなか遭遇するものではありません。雪山やダイビングなど特別なことでもしていないかぎり、平和で恵まれた毎日を送っている方が多いのではないかと思います。それに否応なく気づかされたのが今回の震災で、毎日の生活があたりまえではない、と改めて認識しました。
確か、震災後は離婚が減って、結婚が増えたという話を聞きました。
生命の危機に際して「種の保存」の本能が働いたのでしょうか?
今はどうなんでしょうか?
いつ死んでも後悔しないように、人との時間を大切に過ごしたいと思います。