条件反射

階段を降りるとお福が寝っ転がっていた。
顎を挙げて撫でて~と言ってる。
なでなでしようとしゃがみ込んだら、お福の頭上に蚊が!
反射的に頭を叩いてしまい、驚いたお福は走って逃げた。
「ゴメンお福!蚊がいたんだよ!」
そんな言い訳が猫に通じるはずもなく、軽蔑のまなざし。
夫に言うと「可哀そうにお福、可哀そうに」。
すっかり悪役・・猫だから夜には忘れていますように。