(以前お世話になった職場の同僚が来てくれました)
誕生日はいつも家族や友人などからお祝いの言葉などを言われるものですね。近年、私は自分の誕生日は親に育ててくれた感謝の言葉を伝えるようになりました。本当はもっと若くして気づくものなのかもしれませんが、なにしろ自分のことしか考えなかったものですから・・・(恥)。幸いまだ両親健在のうちに実感がわいたので毎年手紙を書いています。幼少期から父に殴られた嫌な出来事も理不尽な仕打ちもすべて水に流す、と決めてからは、なぜか自分が楽になりました。最近はこまめに書く手紙を喜んでくれるので、ささやかながら親孝行している気分です。実はそういう心境に至ったのは、周囲の育児に追われる友人、知人たちのおかげです。彼女たちの大変さを目の当たりにして初めて「苦労して育ててもらったんだ」と気づきました。
若いころ「いい年をして誕生日くらいで」とつっぱっていた頃もありましたが、忙しい世の中で人に気にかけてもらえるなんて私は幸せ者です。照れくさいけど、素直に嬉しいです。思いやりにじーんとします。