人にはそれぞれの事情というものがある。
社会的に常識は存在するが、必ずしも全ての人に当てはまるとは限らない。
密かな努力や他人には知られたくない病気や事情、兼ね合いなども存在する。
だから自分の常識を簡単に他人に押し付けてはいけない。
昔から正しいと思ったことを口にし、実行するのが好きだった。
ただ、それはその時レベルの自分の発想、条件反射であり思慮深さはない。
本当の思いやりとは計り知れない程に、深い。
「何か事情があるかもしれない」
「もしこれを言ったら何が起こるか、どうなるか?」
色々な失敗と出会いから、待つことと想像力を巡らすことを少しだけ知った。
それでも無知で失敗ばかり、支えてくれる周囲に感謝するのみだ。