サンフランシスコからヨセミテ国立公園へ。
何の予備知識もなく、地図を見て緑が多くて良さそうだと選んだ。
夕方キャンプサイトの受付にヘトヘトで到着。でもALL FULLって!?
ヨセミテは2か月前から予約するような人気の場所。
結構な山の上で他に行くにも当てがない、疲れている上に日没が迫っていた。
行き当たりばったり旅の恐ろしさ、薄暗くなってゆくヨセミテ山中で呆然自失。
途方に暮れて泣いていたらキャンピングカーの老夫婦が声をかけてくれた。
「うちのキャンプサイトでテント張ったらいい。一緒にホストに頼みに行こう」
その夜、この老夫婦がマシュマロを焼いて食べさせてくれた。
キャンピングカーというものにも初めて入れてもらった。
ありがたくてありがたくて号泣したヨセミテの夜だった。