昨日は上野の国立西洋美術館へ行きました。
スペインで行ったことのあるプラド美術館展だというので、珍しくそそられました。
学生時代から全く興味なく、成績も振るわなかった美術でしたが、スペインを旅している時はなぜか大変ハマり、バルセロナとマドリード、トランジットのイギリスでも美術館でずいぶん長い時間を過ごしました。
ベラスケス、ムリーリョ、ルーベンス、ピカソ、ミロ、ダリ、ガウディ・・・スペインの思い出の半分は美術鑑賞。
また、国立西洋美術館は建物自体がル・コルビュジエの設計で世界遺産とか。
あの時の感動をもう一度、とちょっと期待してしまいます。
光と影のコントラスト、絹、ビロード、オーガンジー、絨毯など布地の質感の違いの描き分け、果物の透明感、金色の出し方、一体どうやったら絵の具でこんなことができるんだろう?
素晴らしくてつい覗き込みますが、大感動!とまではいかないのは二度目だから?
「テレビで観ると外国の美術館て、もの凄く広い。ああいう所で観ると感動するんやろうな」と、主人。
確かに絵画はとても大きい。もしかして日本の美術館の広さでは足りない?
それでも、空いている平日に日本で名画を観れたことを感謝します。