実家を出るまで私は料理をしたことがありません。
高校時代にキャラメルやクレープ、アイスクリームの天ぷらを作ったことはあっても、共働きの親のために食事を作るなんて考えたこともないほど甘ったれでした。
やがてひとり暮らしゆえ、節約のために始めた料理。
主人と暮らすようになってからは、バランスを考えるようになりました。
調味料だけでも添加物のない天然の良いものを選ぶうちに食材の違いを知り、料理本を買うようになりました。
手作りの楽しさから、梅干し、梅酒、味噌作りは恒例になり、納豆やぬか漬けにも手を出したり。
ベランダで三つ葉やネギを育てていると、いつかは畑をやってみたいとも思います。
考えてみると、それらは全て母や祖母の踏襲。
見よう見まねながら子供のころに見てきたことって影響するのかもしれませんね。