相変わらず、お福は「あまあま」です。
お化粧をしようと鏡の前に行くと、お福がのっそりやって来て目の前に座ります。
おかげで半月鏡のほとんどがお福で見えなくなりました。(笑)
お尻の上のわずかなスペースで鏡を見ながらファンデーションを塗っていると、今度は向きを変えてお福の顔が邪魔をします。
私、わりと急いでるんだけど・・・。
手を洗いにキッチンへ行くと、追いかけてきたお福がテーブルの上から伸び上がって抱っこをせがみます。
これじゃ、何もできないんだけどな~。
腕の中で指しゃぶりをするお福を見ていると、数秒でも長くそうしてあげたい気持ちになってしまいます。
子猫の間だけだろう、と思っていましたが、人の手で育った猫はとっても甘えん坊になるのだそうで。
「お福、甘えんぼだの~」
主人もお福を抱っこしてあやしますが、その姿丸ごとが愛情にあふれていて、見ている私まで癒されます。