夕べはお通夜に行きました。
お通夜というと、喪服を着て悲しみに包まれ緊張感の中、ご遺体の前で最後のお別れをするイメージ。
今回は故人の希望により平服で香典も辞退、という私には初めてのお通夜でした。
会場で思い出などお話しするうち、集まる関係者の多さにビックリ。
私は五年近く前に辞めていますが、懐かしい方々がどんどんいらっしゃってお通夜はいつのまにか同窓会状態。
当然同僚ばかりなのですが、意外な人脈に故人の生前の人柄を再認識しました。
良くしてもらった、と思っていたのは私だけじゃなかったんだ!
生前は疎遠だったという弟さんも「初めて兄を尊敬しました」と笑顔でおっしゃって皆を笑わせていました。
笑いあり、涙あり、驚きあり、のお通夜。
心のこもったお別れですからきっと故人も喜んでくれてるのでは?
生涯独身で病が分かってもぎりぎりまで指圧の仕事をしていた故人。
その後もできる限り自宅療養をし、入院してたったの一週間で旅立ちました。
感謝しながら亡くなったので感謝に包まれた世界へ旅立ったことでしょう。
心から感謝と尊敬を捧げてご冥福をお祈りします。