今日は「家族の日」だそうです。
二十代まで私は父と折り合いが悪く、勉強に興味もないのに大学進学するほどとにかく実家から離れたかったです。
社会人になってもどんな手を使ってでも自立することしか考えられませんでした。
旅行好きな家族ゆえ、子供のころはあちこち連れて行ってもらった写真が古いアルバムにあるのはどうやら可愛がってくれた証拠?
しかしその一方で自分が間違っていたのかどうかもよく分からないままよく激怒され、叩かれていたのも事実です。
随分長く、恨み、嫌い、許さず、理解を勧める人の話にも耳を貸しませんでした。
自分が大人になってから、父にその時のことを言うと全く覚えていなくてガッカリ、恨むことすらバカバカしくなりストンと許すことができました。(そこから幸せになれたような気がします)
結果的に厳しい父のおかげで今の自分があるので、父にも、そして我慢してそれを支えた母にも感謝しています。
「良いことも悪いことも感謝しながら生きることが大切」と本で読みました。
一見悪いことも長い目で見ると必要な経験だった、と今は理解するようにしていますが、簡単なことではありませんね。
主人の家族も、職場の仲間も、出会う方々全て縁のある家族のようなもの。
何もできませんが、今日は改めて感謝して大切に想う日とします。