指圧を受けていただく時はできるだけ薄着がありがたいです。
寝る、くつろぐことが目的の場合はそんなにタイトではありませんが、治療目的の場合は皮膚の色や骨の位置、筋肉の様子などを観察しながら指圧するので洋服が邪魔になることがあります。
指圧学校では綿の衣類が良いと習った気がしますが、そこまででなくとも私はTシャツ、タイツやストッキングは脱いでから着替えていただきたいのが本音です。
「パンツ一丁になってからこちらにお着換えください」
分かりやすく念を押して申し上げたつもりでも、いざカーテンを開けると厚地の長袖Tシャツやステテコの上にお着換えをお召しの方がいらっしゃいます。
寒かったのでしょうか?暖房を入れ、お着換えを温めておいてもダメなのかあ、とちょっとガッカリ。
「もういいや、適当で」と、闘志が萎えそうになる思いを打ち消し、洋服をめくりながら指圧させていただくこともあります。
でも、もしかしたら化学繊維のお着換えが苦手な方なのかも?
自分の過去の経験から綿100%のお着換えを準備するべきか?とこれを書きながら思い当たりました。
衛生面を考え、お着換えは使いまわしではありません。
皮膚の敏感な方でも良いように、お一人一回少しでも使用するたびに無香料、蛍光増白剤やリン無添加の洗剤で洗い柔軟剤は使わず、乾燥機にかけてたたんでいます。