「病は気から」これは迷信ではなく、本当のことのようです。
ハンス・セリエのストレス学説というのは指圧学校で習いましたが、全ての病ではなくともストレスが原因で免疫力が低下し、色々な内臓疾患を引き起こすという説があります。
同じ出来事に対してのとらえ方、感じ方は人によって違います。
また、ショックがあっても引きずる、引きずらないも人それぞれ。
かつて歩合制で仕事をしていた時、ヒマな日が続くと私は不安感に襲われたものでしたが、
「ヒマな時は身体を休めたらいいんだ」
と言う同僚がいて、目の覚める思いだったことをよく覚えています。
人は、「こう来たらこう返す」など、思い方からして常に条件反射で動きがちですが、それがもし病を呼ぶようなネガティブ反射ならば、ひと呼吸おいていつもと違うカードを切る、特に「笑顔で感謝の念を出す」よう心掛けると健康維持につながるのかもしれません。
名女優と評判の大竹しのぶさんも、8%は冷静な自分を持ったままで役を演じているとおっしゃっていました。
日常で起こる様々なストレス要因もそんな余裕をもって観察して生活したいものですね。