A子さんから聞いた不思議なお話しです。
ご兄弟の方がお亡くなりになったことで、遠方にあるご実家の墓守がいなくなったため、ご家族全員のお骨とともに永代供養にすることになったそうです。
そのお寺の永代供養は多くの方々のお骨を全部まとめて一つの深ーい穴に入れるようになっていました。
この日袋に入れて運ばれた一家のお骨の、中身だけをその穴に入れて供養するはずだったのですが、手違いでなんと袋ごとお骨が入ってしまったというのです。
まるで、「さあみんな死んでもずっと家族一緒だよ!」って兄が言ってるような気がする、とAさん。
たしかに。そんなことってあるんですね。
そしてその夜、Aさんはご主人と一緒に予約していた宿泊先のホテルでチェックインしようとしたら、受付の方が謝罪されるのです。
一人一泊12300円の部屋を二名で予約していたのですが、手違いで満室になっていたとのこと。
お詫びに通されたのが一泊15万円のスイートルーム!
「これもきっと兄の仕業じゃないかって思うんですよ」
あの世で喜んでくれているんだ!私もそんな気がした不思議なお話でした。