美味しそうなダシのお話

TS3W1048
昨日、やっと一冊の本を読み終わりました。
小若順一、国光美佳著、三五館「食事でかかる新型栄養失調」。
ザーッと読んだのでうろ覚えですが、要は
「現代の食事はミネラルが不足しているために、精神的な病や専門医でもなかなか治すことができない病になる」
といった内容だったと思います。
前編には冷凍食品、レトルト食品、コンビニ弁当、ファーストフード店、デパ地下商品などのメニューのミネラル(カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛など)成分を算出して、いかにそれが不足しているかを述べています。
そしてこれらに対してはそれぞれに、アーモンド、牛乳、納豆、チーズなどをプラスするように助言がついていました。
中編では解説して「無添加白だし」を推奨、その効果の例を挙げていますし、後編では「自分で作るダシ」とその料理法がいくつも紹介されていました。
ミネラル不足からの躁うつ病や疾患がもし本当ならば、お医者さんでいただく薬を飲んでも副作用や新たな病を招くばかりです。
私はたまたま十数年前から市販の顆粒ダシをやめて、干し椎茸、昆布、カツオ節、煮干し、煮干し粉、干し貝柱などを使ってきました。
最近はマグロ節粉も時々使っていますが、この本に出てくる「あごダシ」は慣れていないのと高価なイメージで自分で買ったことがありません。
しかし、そういえば、ダシを顆粒から天然物に変えた頃から私の花粉症や体調不良が良くなったような気がします。
これに出てくる「無添加白だし」は、もしかしたら通販でしか買えないのかもしれませんが、同様に紹介されている「自分で作るダシ」を試してみたい!と思いました。
私は今、特に困っている病はありませんが、何だか美味しそう。
簡単に作れるので、毎日の食事やお弁当に使えるのがいいですよね。
子供や大人の精神不安定、頭痛、視力障害、腰痛など、お困りの方で食事にお心当たりのある方、まずは本を読んでみられてはいかがでしょうか?

材料:水1L 煮干し粉大6 あご粉末大4 昆布粉末小1 塩19g 酢大1
鍋に煮干し粉、あご粉末、昆布粉末、水を入れ、弱火(75°以下)で30分煮る。茶こしでこして粉末ダシもしぼる。最後に塩と酢を入れて完成。容器に移し、冷蔵庫保存し一週間以内に使い切る。
小若順一、国光美佳著、三五館「食事でかかる新型栄養失調」より
興味のある方のご参考まで