小学校高学年のころ、私はいじめを受けていたと記憶しています。
でもそれがどれほどのものだったか、実はよく覚えていません。
もしかしたら勘違いだったのではないか?というくらい詳細を覚えていないのですが、同じ中学に行きたくなかったので、普通の成績だった私は必死で勉強し中学受験しました。
おかげでその中学時代の友人達とは今日も仲良くさせていただいており、「縁」を作ってくれた小学時代の同級生に嫌味ではなく、本心から感謝しています。
いじめやケンカが本当に嫌なものだと感じた私は、「きっと中学生になったらこういうことはなくなるに違いない」と思っていました。
そして中学で「**ちゃんがこんなことを言ったから無視しよう」とクラスメイトに誘われた時、「私はそんなことは絶対しない!イヤなことは注意すればいい」とはねのけ、そういうことをされるといかに辛いかを涙ながらに説明した覚えがあります。
そして大学生になればきっとこういうことはなくなるだろう、と思っていましたが、やはり「**さんを仲間外れにしよう」と一年生の時にお声がかかり、ガッカリしました。
なんて幼稚なんだと呆れて、恨みはないけどどの仲良しグループとも距離を置くことにし、さりとて勉強にも熱が入らず、親には申し訳なかったのですがアルバイトとオートバイに明け暮れてしまいました。
社会人は大人だから、社会人になったらきっと!と思ったことはありますが、それが幻想だとわかったのはいつのころでしょうか?
親が子を、子が親を、先生が生徒を、業者が動物を、
残念なニュースがしょっちゅうテレビから聞こえてきます。
「何歳になったら、いつになったら人は大人になるのでしょう?いくつになっても自分がほとんど変わっていないことに驚く」
患者さんが主人と話しているのを聞いて、なんて懐かしい!と、はるか昔のことを思い出した私でした。
いじめには敏感なくせに自己中心的で配慮に欠ける、私のドジっていつか治すことができるのでしょうか?(笑)