「ニャーウー、ニャーウー」
お福の鳴き声で目が覚めました。時計を見ると午前3時半!
察するにタイマーセットした炊飯器が動き始めたのでお福も目が覚めてしまった?
我が家では一日おきに(私の好きな)玄米と(主人に譲歩した)五分づき米を炊いており、玄米の時は玄米活性というスイッチを選ぶと3時半から炊飯を始めるのです。
それにしても早すぎる。お福~もうちょっと寝させて。
テーブルの上から鳴いて私を呼ぶお福を抱きかかえ、布団で横になって左脇の下に連れてくると指しゃぶりをはじめました。
放っておくとまたすぐテーブルに乗って鳴きだすので必死に背中ををなでなでさすります。
夕べ遊び方が足らなかったか、お弁当の仕込みでかまってあげなかったからか・・・と考えている間に目がさえてきてしまった。
ここで焦って「寝なくては」なんて思うと余計眠れなくなるので「目を閉じているだけで充分」と思っているうちにお互い眠ったらしい。
次に4時半、6時とお福が鳴き、ついに6時、私はギブアップして起床。
寝た気がしない・・・ご飯を乗せたテーブルにお福が飛び乗ったので思わず「やめてよ!」と払い落とした。
私のご機嫌ナナメなのがわかったらしく、それ以後まったく後追いしてこなくなった。
いつも台所、トイレ、居間、寝室と移動するたびについてくるお福が、ずっと食器棚の上で寝そべっている。
冷たい空気を察したもう一人、主人も早々と逃げるようにあんのんに出社してしまった。
おかげで掃除機、片づけ、物干し、猫トイレのそうじと家事のススむこと。(しかし達成感、幸せ感はない)
いつものメニューをこなした私、いつでも出社できるように準備をして、全く眠くないけど横になってみたら30分ほど眠っていた。
めざめるとそばにはえみとお福。不思議なことに、たった30分寝ただけでイライラはおさまり頭もスッキリ。
優しい気持ちに戻って、えみとお福にいつもの鼻チュー(お互いの鼻をツンとあてる挨拶)と
行ってきます!のなでなでをして出社したのでした。
赤ちゃんや幼児の面倒を見ている方、介護している方などは毎日きちんとは眠れないでしょうから、さぞ大変、つらいでしょうね。
どれほど自分たちの生活が恵まれているか、に気づき改めて感謝しました。
これもお福のおかげ。あと20年?お互い何年生きるかわからないけど一緒にいる限られた時間、仲良くしようね。