随分前に桐の箱に入った蓋付きの茶碗と湯呑みを頂いたのですが、慣れてなくて蓋を大事にしまい込んでいました。
昨日テレビ番組で「茶碗の蓋はご飯が冷めないだけでなく、取り皿として使えます」というお話を聞き、すぐに箱から取り出して使うことにしました。
茶碗の蓋を取り皿にしたらお行儀が悪いのではないか、と思っていたので、大変驚きました。
まずは湯呑にお茶を入れて蓋をしてみました。
薄い陶器の触れ合うチーンという音も心地よく、何よりも両手でいただくことで上品な感じが気持ち良い。これは意外でした。
そしてもちろんお茶が冷めにくく、ホコリの心配もいらないです。
きっと茶碗もいつもの自分の料理が、まるで料亭に行ったかのような気分になれますね。
使うのがとっても楽しみになってきました。
せっかくなので今の器がダメになったら、蓋つきの汁椀を買ってみようかと考えています。
自分では絶対に買わない、選ばないグレードの高いものの良さを知った瞬間でした。