トマト話色々

亡き父はトマト嫌いだった。
訪問先の畑で採れた紫色に完熟したのを食べて「トマトはこんなに旨かったか!」と開眼したのは高齢になってからのこと。
亡き義父は青い未熟なトマト好きだった。
だがスーパーで必死に探して何度出しても食べてくれない。
「輪切りにして欲しかった!」やっと理由を聞けたのは半年後。
夫はトマト嫌いだった。
つい最近、湯むきの冷やしトマトを食べて「これは美味しい!」。
決して安くないが、以来、面倒だが毎日作っている。