先日テレビで見たアメリカ人女性のお話です。
彼女は少女のころから両親が薬物中毒でホームレスでした。
彼女が稼いだわずかなお金も薬物を買うことに使われまてしまいますが、決して親を嫌いにはならなかったようです。
やがて母親は更生施設に入れられ離れ離れになりますが、
その後中毒から脱して帰ってきて、貧乏ながらも幸せな暮らしが始まります。
しかしそれもつかの間、母親がエイズであることがわかり、やがて亡くなってしまいます。
絶望の中でも彼女は母親の残した言葉を守り、必死で高校に行き勉学に励み成績もトップで卒業。
見学に行ったハーバード大学に入りたいと願い、奨学金のことを知ります。
面接で正直に身の上話をしてホームレスであることも告白、見事、奨学金を受けることになって夢を果たすのです。
私はなんと恵まれているのか、なんと怠け者であるのか、なんと弱いのか。
しっかり勉強しないと申し訳ない、と感じた実話でした。