言葉の綾

年明け早々、我ながら家事と仕事を頑張った。
夫から心のこもった労いの言葉をかけられ嬉しくなった。
お返しに、日常の感謝をブラックユーモア効かせて伝えようと慣れぬことを話すうち、真逆の失礼な言葉になった。
「褒めようとしたのに、結果としておとしめた」というヤツだ。
あれ?と思った時にはもう遅い、覆水盆に返らず。
定例の母との電話で話すと爆笑されたが私は笑えない。
夕飯は夫の好物“うどんすき”にして謝った。