結局、大学在学中には何一つものにすることなく卒業を迎え
小太郎漢方製薬という漢方薬メーカーに入社し、
仙台営業所の営業部へ配属となりました。
担当していた岩手県陸前高田市にある薬局の先生に強く影響を受け
「中医学」(中国伝統医学)にハマりました。
その先生に『中医学基礎』燎原出版社(絶版)を勧められ
何度も繰り返し読みました。
次に『中医基礎理論』人民衛生出版社を勧められて読みました。
この本は中国語で書かれていたのですが、
『中医学基礎』を何度も読んである程度の知識を得ていたという事と
専門用語の羅列といった感じで、
辞書や文法書を片手にある程度は自力で理解することができました。
これが良かったのか悪かったのか
「俺は中国語ができる」と変な自信を付けてしまい、
これがまた中国語学習を挫折させる原因ともなりました。