私達が以前住んでいた森下のお部屋は、大家さんに本当によくしていただきました。
壊れた換気扇、ガス湯沸器交換、水道修理、お風呂の古いドア交換などなど。
夏には屋上で花火を見ることができ、風通しが良くて、視界の開けた明るい部屋で大変気に入っていました。
友人来訪の際は、当たり前のように駐車場を無料で貸していただいて、
優しい大家さんの人柄に三年四か月すっかり甘えていました。
敷金礼金ナシで好意で持ち家を人に貸していた人が言うには、
借主は片づけや掃除をしない。内装や備品などろくに手入れもせず、壊れたら大家が直せという。それなのに家賃は安くしてくれ、というのが困ったのだそうです。
確かに・・・私は借りる側しか経験がありませんが、大家さんの気持ちを聞いてみると一理あると思います。
自分の大切な物ですから大事に使ってもらいたいですよね。
一般的に、壁紙などは敷金で張り替えることができますが、
敷金で直せない部分や大きな修繕費もあるのでしょうね。
改めてあの大家さんにお礼を言いたくなりました。
「住んでくれてありがとう」
「住まわせてもらって助かりました」
心からそう言い合える関係でずっと住みたいものですね。