1993年夏、ナイアガラの滝へ行った時のこと。
二度目の北米、一人バイクでキャンプLAからフロリダ、ワシントンを経て到着。
そこが目的地ではなく、有名なので立ち寄っただけ。
ふらっと入った案内所、ナイアガラの大映像に大音響で「モルダウの流れ」。
なぜかドッと涙があふれ出ました。
(ここ、モルダウじゃないし)
内心でツッコみながらも、感動が抑えられない自身に驚きました。
中学時代、授業で歌わされた懐かしい歌。
嗚咽しながら歌詞を口ずさみ、館内を歩いてから再出発。
異国を一人で数か月旅する中、ふいに古い友人に会ったような感覚でした。
歌って不思議なものですね。