昔は年に一度一人で海外に出かけるのが常だった。
休みを取るか退職しては二週間~三か月、バックパックでふらり。
宿は予約せずテントかドミトリーか安宿、片言で値段交渉。
旅していると必要最低限な物はリュック一つに収まり、東京では何と要らないものに囲まれて暮らしているのかと気づいた。
旅人同士で短い旅行することもあったが、寂しくて枕を濡らす夜もあった。
大体一か月の旅が多く、その間東京の家賃や光熱費を心配したことはない。
自粛休業は25日、今はバックパッカーを都内でやっているようなもの。
ただ、行き先が名所でなくあんのんで、食事が自炊、宿泊が自宅なだけ。
オマケ?に主人と猫たち、植物たちもいて寂しくない。
久々のロングバケーション、自由に感謝、そう思うことにした。