「伝え方が9割」という本があります。
私はまだ読んでいませんが、本になるほど「伝えるとは難しい」ということですよね。
今朝ほど、実家で父が母に掃除するように言い、体調が悪い母はそれを拒否し父が怒ったと聞きました。
どちらも自分の主張しか言わないので言葉足らずで思いやりもない会話。
私が年末に帰省した時、母と二人で餅つき機でお餅を作った時のこと。
ダイニングキッチンに片栗粉が散らばったのを見た父、
「おい、粉が散っとるじゃないか!掃除せい!」母と私に言いましたが、二人とも熱いうちにお餅を丸めなくてはならず、それどころではありません。
そもそも、新聞を読んでいる父が最もヒマそうです。そこで私、
「あっホントだ!ごめんね。今ふたりで急いでお餅を丸めなくちゃいけないからお父ちゃん、掃除機で吸ってくれない?」
すると、父は快く掃除機を持って来てサッサと掃除してくれたのでした。
「あの時、冷静にきちんと説明すると分かってくれたじゃない?」
母に言うと、
「今は体調悪いからそんなこと言う余裕ないよ」
確かに、体調が悪いとそんな頭が回りづらい。
電話を切ってから一刻も早い母の回復を願いつつ、両親あてのファックスを送ったのでした。
「今の時期は体調を崩しやすいので家事が辛い時があること。東京の我が家では家事は気づいた方が積極的にやるので私はとても助かっていること。近くにいないから両親を助けることができなくて申し訳なく思っていること。」
ベストとは言えないかもしれないけど、ダメもとで伝える努力をしてみました。(笑)