エミが羨ましい時

エミは毎食前、心臓の薬を飲みます。
と言っても、自らは飲まないので飲ませねばなりません。
頭を持って後ろに反らすと口が開くので、喉の奥に錠剤を放るだけ。
これを一度失敗すると湿った錠剤が指にくっつき入れにくくなります。
口の中に薬が残るとエミはすぐ吐き出します。
私が調理中ゆえ、薬と餌をやるのは専ら夫。
「はいエミ、あ~ん!」「ペッしないでね」
いつも背中で聞くたびニヤけつつ、ちょっと羨ましくなります。
だって私、そんな言葉かけてもらったことありませんから。(笑)