施術者紹介のところで、“テーマは「受容」”と書かせていただきました。
私が専門学校時代に出会った本に『按手療法』という本があります。
竹崎律次さんというかたが記された本ですが、思想的にも技術・理論面でも非常に興味深い本です。
この書物の中で、
「多くの人に奉仕すれば奉仕する程、多くの人を揉めば揉む程揉み和らげらるるものは、自らの我儘(ワガママ)の心であります。」
とおっしゃられています。
他の部分は全く覚えていませんが、この箇所だけは大変感銘を受け、事ある毎に思い出されます。
いつの日かこの言葉が竹崎さんの言葉ではなく自分自身の言葉になりますように。